2001年1月に保谷市と田無市が合併して「西東京市」が誕生した。
その前年に最終5候補に絞り込まれた市名案について市民意向調査が行われ、その投票結果は次の通りだった。
西東京市 17,638
ひばり市 13,752
けやき野市 8,768
みどり野市 6,229
北多摩市 5,918
西東京市に決まった。市民投票の結果だっただろうか?
実に無機質な名前だ。それに、練馬の隣の東京都の中央部。
東京都の西といえば、奥多摩町、檜原村、青梅市、日の出町、あきる野市などのエリアを指す。
ひらかな市名など、頂けない。
田無市でよかったのだ。なぜ、市民は、歴史的名前を捨てて、新市名を求めたのか?
正直な気持、私たちは「西東京」と市をつけないで単に西東京といいたいのだけど、西東京というと、どうしても東京都の西部を連想してしまう。立川市の西東京バスが浮かぶ。保谷市や田無市の時代は保谷とか田無と言って市をつけることなく滑らかに通じた。
合併に向けて経緯が次に詳しく出ている。これはおもしろい。
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/old/kyogikai2/shouraiko/data/990908.pdf
西東京市産の野菜といわないと不正確になる。西東京産の野菜とかる~く言いたいのだが・・・・・。
熱闘・甲子園、<日大鶴ヶ丘(西東京)>と表示を見たとき、東東京と西東京のブロック分けとすぐ判る人はいいが、思わず、西東京市の高校がセンバツに・・・と思う人もいるだろう。いなければいいが、とにかく単に西東京というとややこしい。(日大鶴ヶ丘は杉並区、京王線明大前駅から近い。)
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